ぼけーっと

ぼけーっと玉川を見ている。

時間が流れるのを感じる。ロマンチックな時間。ロマンチックな気持ちは何で感じるんだろうと考え、ロマンチックな時間に浸る自分を茶化す。よし、今しばらくはこのままロマンチックな時間に浸ろう。

昼間は夏のような暑さだったが、今は少し肌寒い。頭上では電車のアナウンスが流れ、車の行き交う音が聞こえる。
さっき缶コーヒーを買った時小さな虫が自動販売機の回りに群がっていたことを思い出す。
辺りを見渡すと大学性らしい5、6人の男女が青春を謳歌している。水面は光に照らされ音を立てながらキラキラしている。

少し冷えてきたから帰えってDVDでも見るか。