私の志集のおばちゃんについて

以前、このブログで書いた志集を売るおばちゃんにとうとう「何で立ちつづけているんですか?」という質問をしてしまった。

http://d.hatena.ne.jp/yokkukku/20090721/1248194204


上の写真もダメと言われていたが、このおばちゃんの事をもっと色んな人に知って欲しいから載せた。
これを読んだ人は決しておばちゃんに「ブログで見ました」なんて事は言わないで欲しい。

話はもどるが、どういう経緯で「何で立ちつづけているんですか?」と聞いたかというと。

聞く事自体失礼なのだが、急に聞くのはもっと失礼なので「夏が終わりますね。夏の終わりのハーモニー、、あの曲好きなんです。歌ったてもいいですか?」と声をかけ。
「いいです。」と言われたが、
「そうですか。じゃあ歌います」と言い歌った。歌は人の気持ちを和ませる効果があるのでこれも俺の作戦だ。
歌い終わり「どうも、良い歌ですよね?20年くらい詩集を売りつづけているんですよね?」と聞いた。
「26年です。」
★「あっ、じゃあ二十歳の頃くらいからなんですね。じゃあ御主人(84才)と出会ってからすぐ結婚されたんですか?」
「そうです。」
★「へー。どうやって出あったんですか?」
「主人が街に立っていて自然に気付いたら同じ志をおう人間になっていました。」
★「ほー。どんな所に惹かれたんですか?」
「あまりに自然すぎて表現できないですね。」
★「自然?自然ってどんな感じですか?」
「自然です。」
★「あー。そういえば何巻まで出てるんでしっけ?」
「47です。」
★「えー。後一作で寅さんシリーズにおいつくじゃないですか!!」
「そうですね。」
★「楽しみですね。」
★「僕は福岡出身なんですが、どこ出身なんですか?」
「いいじゃないですか。。苦手なんです。」
★「えっ?」
「人と話すのが苦手なんです。志が薄れるんで」
★「、、そうだったんですか。じゃあまた通ったら挨拶してくださいね!」
「分かりました。」

こうしてその場を去った。
話をまとめるとこの人は20の頃に58のおじさんに惹かれ自然に同じ志(志集という名の詩集を売る)を追うようになった。まだ謎は多いがおばちゃんと話せて良かった。