小野田君

「てかさ。。。。。。恋愛っていいよね」って何の脈略もなく小野田君が言い出した。

「どうしたん急に?」って返した。

「だって幸せじゃん」って微笑みながら小野田君は言った。

「恋愛しとるん?」って微笑みながら返すと。

「いや、、したいなぁって」と言った小野田君に返す言葉がなくなったのと、人間ってすばらしいと思った。

小野田君が漠然と言い放った「恋愛っていいよね」って事に関して考察しようと思う。



ウィキペディアで「恋愛」について調べてみる。

定義 [編集]

恋愛の定義のしかたは、国語辞典によってさまざまな個性が見られる。

広辞苑』第6版では「男女が互いに相手をこいしたうこと。また、その感情。こい」と簡潔に記されている。

三省堂国語辞典』第6版の「恋愛」は「恋」および「愛」を総合した定義である。同書では、まず「恋」は「〔男女の間で〕好きで、会いたい、いつまでもそばにいたいと思う、満たされない気持ち(を持つこと)」、「愛」は「①損得ぬきで相手につくそうとする気持ち」「②〔男女の間で〕好きで、たいせつに思う気持ち」と定義する。そして、「恋愛」は両者を合同した形で、「〔男女の間で〕恋(コイ)をして、相手をたいせつに思う気持ち(をもつこと)」としている。

また独自の記述で定評のある『新明解国語辞典』第5版では、「特定の異性に特別の愛情をいだき、高揚した気分で、二人だけで一緒にいたい、精神的な一体感を分かち合いたい、できるなら肉体的な一体感も得たいと願いながら、常にはかなえられないで、やるせない思いに駆られたり、まれにかなえられて歓喜したりする状態に身を置くこと。」と表現した。この記述では性愛の側面を重視しており、また一方的な片思いでも恋愛は成り立つと解釈できる。第6版では、「特定の異性に対して他の全てを犠牲にしても悔いないと思い込むような愛情をいだき、常に相手のことを思っては、二人だけでいたい、二人だけの世界を分かち合いたいと願い、それがかなえられたと言っては喜び、ちょっとでも疑念が生じれば不安になるといった状態に身を置くこと。」と改訂され、性愛についての記述は削除された。


このほか、『新潮現代国語辞典』などの辞典も異性間、男女間の関係や感情を恋愛と定義づけており、総じて国語辞典では異性愛を前提とした記述がされている。同性愛を「恋愛」と定義づけた記述は見られない。

なるほど、なるほど。改めて文字で見ると面白い。
比較材料を出してくれてるので恋愛観っていうのは人それぞれだっていうのにも気づける。

項目に歴史というのがあって、「古来より多くの芸術、娯楽作品で扱われる主題である。」確かに現代でも恋愛を題材にした小説、ドラマ、映画ばかりだ。テーマは違っても多少は恋愛について含まれている。恋愛が絡まなくて面白い映画や小説いったいって何だろう。。って考えてしまうくらい恋愛は人間として生きる以上密接に関係している。
その中で小野田君がどうやったら「幸せな恋愛」ができるか考えてみる。

1・まず相手が居ないと始まらない。
2・小野田君が誰かを好きになるきっかけがないといけない。
3・相手に好きになってもらわないといけない。

1と2については自分の好きなタイプの居る場所に顔を出すと出会える可能性が上がる。[例えば男ばかりの職場だと意味がないし、自分より背が高い女性が嫌だというのにバレーボール選手との合コンに行っても出会える可能性は低い]

それよりも3の相手に好きになってもらう事が大変だ。自分がどれだけ相手を思ってても相手に好かれないと「幸せな恋愛」は訪れない。片思いでもやもやしてるのも辛いし、ふられても思っていた分へこんでしまう。
恋愛はお互いにセッションしてる時が一番楽しいし幸せだ。

じゃあ、「どうしたら相手に好きになってもらえるだろう」などと考えると人生の残酷さを感じる。見た目がひどいと相手にされないなんてきつ過ぎる。かといって俺も見た目が自分好みのかわいい子が好きだ。
男は金があったり面白ければある程度は何とかなるが女の人は厳しい。こんな不条理が人間界には存在する。テレビやドラマも美男美女の美しい恋愛ばかりだ。
最近、「恋愛資本主義」なんて言葉できた。http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CE%F8%B0%A6%BB%F1%CB%DC%BC%E7%B5%C1

そんな中で「幸せな恋愛」について考察するのが嫌になったのでもうこの辺で止めとく。

後、「恋愛の概念」についてググって見た。

2ちゃん面白かったので載っけとく。http://ton.2ch.net/geo/kako/987/987816552.html

感想はもう考察しないって言ったので書かないが面白い。


ぐだぐだになったが最後やっぱり俺がバイブルにしている映画で「生きる」って黒沢監督の映画がある。


この映画では主人公がガンになってから余命がいくばくもなくなったとわかったところから始まる。

見てない人には悪いので詳しくは書かないが。
夜の盛り場[現代で言うクラブなど]にいっても満たされない。
次に自由奔放に生きる若い女性に引かれる。その中で一生懸命に「いきる」ことしようと考える。
最後に誰かの為に自分のできる事を精一杯する。

そして、大仕事をやり遂げた後他界する。

他にも面白い部分はあるが俺はこの映画の柱の部分が一番好きだ。



いろいろウダウダ言ったけど恋愛に浮かれるのって悪くないなって最終的に思った。



2012年人類滅亡してしまうかもしれんけど一生懸命に生きよう。