昨日の撮影

昨日の晩、眠くって書けなかったhwangworksの撮影の記録を書く。

結論から言うととても楽しめた。

hwangworksさんはyoutubeにアップする為の10分のムービーを撮影している。
テレビドラマや人気の映画に比べれば「ドラマチックな話」はなく「ちょいドラマな話」を撮っている。
ただ、僕たちの日常で「ドラマチックな話」なんてほとんどない。
しかも、限られた時間、資金、ロケーションの中で「大スペクタクル」なんて撮ろうと思ったらとんでもない能力だし、そんなの演じられる役者はもう既に売れてるはず。
そのしょぼい条件下の中で映画を撮る手法として日常から「ちょいドラマな話」をすくいとって10分にまとめている。
この手法にはとても共感できた。
上に書いてあるような撮る側、演じる側のやり易さもあるが、見る側にとっても「人生ってこんな感じだよな。」とか等身大の自分を再確認できたりする。

hwangworksさんの話はここまでにして、昨日どういった撮影の件にうつる。
昨日は指定された時間より早く現場がある中目黒駅に着いた。
撮影風景を見たかったからだ。
そこへ一本の電話が「今日の撮影なんですけど、ヒロインの子とは10年ぶりにあったって設定にしたいんでシーンを撮るまでは会わないでいてほしいんです。」とのこと。
撮影まで7時間できてしまった。
どうやら俺は7時間後にあった事もないヒロインの子に告白しなきゃいけないみたいだから、何でその子が好きかとか生い立ちとか色々考えながら街を散策した。
シナリオを読んだときに感じた印象から「男はつらいよ」に出てた沢田研二の演じてた青年役のような感じだろうと思い、前の日見たその映像の感じを思い出したりもしていた。
勝手な妄想が膨らみ7時間後にはヒロインに会いたくて仕方なかった。

実際に会った時はヒロインの女優さんが可愛かったせいもあってか、目も見るのも緊張した。監督さんはそこにリアリティーがあったと言ってくれた。

嘘の話なんだけど、実体験のように感じられた。
これは、本当にありがたい経験だった。

撮影が終わっても、中々その女優さんとも緊張して話せず。
正直ちょっと残念だった。架空の昔話とかしたかった。

しかし、本当に良い経験になった。






これテンションあがる。日本のヒップホップのクラシックスのトラックで若手のラッパーがラップしてる。