思い立ったら休日

今日朝寝坊した。

先日、チケットとれなかったチェルフィッチュの公演に当日券が出るという事で行こうと決意した。

会社に連絡して出勤日を振り替えてもらい横浜へ向かった。

会場を間違えてタクシーを使ったり、劇場では間違えて関係者入り口からパスをもらって入ったり、中島らもの本に夢中になり開演ぎりぎりでトイレに行って劇場関係者の人に迷惑をかけたりしたがなんとか観劇することができた。

感激!

つって。

チェルフィッチュの公演はというと。

すばらしかった。
目を見開いて見てたのでドライアイになった。

劇評みたいな専門的な事は劇評家に任せるとして今回、作・演出の岡田さんはこう言っている「新作『わたしたちは無傷な別人であるのか?』で言葉と身体を切り離すことをした。具象ではない表象をした。」

シーンのほとんど、役者がストーリーテラーになってお客さんに語りかけるという形で話が進行する。
何もない舞台の上で話を聞いているだけなのだが頭の中ではストーリーが進行していてその先のストーリーが気になる。
なんでもない若夫婦の話なのに興味をそそられる内容になっていた。


劇場を出ると暗くなっていてランドマークタワーが綺麗だった。

また5月に原宿で公演があるらしい。
また行こう。

チェルフィッチュ
http://chelfitsch.net/